あとがき

ふと思いついた伊月先輩の中編夢でございました、最後まで読んでくださってありがとうございました。軽く読み流せるくらいの話だったかなーと思います。思い返せばこの1・2年、わりと攻撃的な話ばかり書いてたなぁとこの話を書きながら考えておりまして、それならいっそしばらくはほのぼの純情で重くないお話を書こうかなぁとか。予定は未定なのでコロッと変わるかもしれませんが。

私あまり幼馴染設定って書いたことなかったんですが黒バス夢はなぜか幼馴染設定しか思いつかず、「でも王道だしな〜」とウンウン唸っておりましたところ、友人から「王道はみんな好きだから王道っていうんだヨ!」というなんとも素敵な格言をいただきまして。はいまったくその通りでございますありがとうございます。私王道ってあまり好きじゃないと思ってたんですが、その言葉に目からウロコ状態といいますか…アッなるほど!と思ってちょっと考えを改めさせられました。うーん、こちらの世界も奥が深いっす。笑

ひとつだけ書かせていただくと、話の途中で伊月先輩が何が正しくて何が正しくないのか〜みたいなこと言ってますが、これは今という途中経過の一時的な結果から率直に出された意見であって、結論ではないと思うのです。実際私は書きながら「ん??」って思いつつ、若いしこういう思考するよな〜と思って書いてましたし。よく「正しい正しくないの問題ではない」みたいな文章みますけど(なんか私過去にそんな話書いた気もしますけど笑)、議題によっては正しい正しくないで分けられるものもあるはずですし、いやぁ私もあーだこーだ言えるほどできた人間でもないんでそろそろお口チャックしますね。(…)

タイトルのArrowは想いの矢印、辿るべき道、決まっていた進行方向、などなどそういうことを考えて。まぁふと思いついてしっくりきたので採用。一応原作パラパラしつつ書いてたんですが、伊月先輩の口調とかキャラとかおかしくてもおめめつむってくださると嬉しいです。にしても原作で伊月先輩「〜ね」「〜なの」とか言ってたのでオネェか!と心の中で突っ込ませていただきました。すみません。かわいいからいいんだよね、うん、そうそう。伊月先輩すきですよ!まぁこの話を読んでほっこりしていただけたらなぁと思います、素直になることってすごく大事ですよ!私にはできない芸当でございますが。(…) 最後になりましたがもう一回、読んでくださってありがとうございました!

130223/09:54 結葵稀世